お楽しみ交流サロンを中心とした取り組み(川崎愛児園)

児童養護施設「川崎愛児園」での取り組み

 弊団は2019年度より児童養護施設「川崎愛児園」及びそのボランティアの皆さんの全面的な協力を得て、園で暮らす子ども達の「感情成長を促進する環境」と、感情形成における6つの課題項目で構成される「感情基盤」の概念モデルを開発・推進しております。

 それらを具現化した取り組みが「お楽しみ交流サロン」「おやつタイムシート(感情基盤醸成シート)」「こころ日記」となります。(2019年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業)

お楽しみ交流サロン

 弊団は児童養護施設「川崎愛児園」の職員やボランティアの皆さんとともに、被虐待経験のある子ども達の感情成長を促進する環境として「お楽しみ交流サロン」を推進しています。それは、隔月で毎回趣向の異なる「子ども達と大人達が分け隔てなく交流・楽しむイベント・ワークショップ」で、そこで発生する様々なコミュニケーションや触れ合いの中、子ども達は非日常的な時間を過ごします。

おやつタイムシート(感情基盤醸成シート)

 「お楽しみ交流サロン」後、すぐに「おやつタイム」に突入します。そこでは、「おやつタイムシート(感情基盤醸成シート)」を使って、子ども達は大人達とコミュニケーションを図りながら、直前のイベント・ワークショップ時に芽生えたうまく言語化できない本当の気持ちに気づき、シートに書くことで「気持ちを出す→伝わる」という体験を積み重ねます(言語化・内省・対象化)。

こころ日記

 自身の「感情」を振り返る頻度を高めるために、日々当り前に行われている行動時(朝起きた時、昼ご飯の時、寝る前など)の気持ちを、1行だけ書くことで振り返られる「こころ日記」を子ども達に書いてもらっています。この日記の運用ポイントは、月1度、全員分のその月の日記を回収して、1日分がきちんと書けたら10ポイント付与し、その累積ポイントが子ども達の励みに繋がるようにしています。

 特筆すべきは、幼児ユニットにおいて、施設職員の方が子ども達の就寝前に全員で「こころ日記」を書くことにしたことでその日の何気ない日常生活での気持ちを気に掛ける機会となり、言わば親子的なコミュニケーションが図られるようになったということです。

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